
ランニング中に音楽を聴いているけど、最近マンネリ気味。何かいい曲とか退屈しのぎになるものはないかな。
こんなお悩みの解決に、ひとつ提案します。
- ランニング中に「読書」することを提案します。
- そのためのオーディオブックという商品とおすすめする理由(メリット)を紹介します。
ランニング中に、音楽を聴いている人は多いと思います。僕もそうです。
賛否はあるけど、音楽は気分や集中力を高めてくれたり、ペース(リズム)を作ってくれますし、なにより退屈さを救ってくれます。
普段のランニングは、よく知ったところ、決まったところを走るので、案外退屈なんですよね。
その聴く音楽がマンネリ化してきていませんか。
今日は、そう感じているあなたに、ランニング中に「読書」することを提案したいと思います!

僕は、ここ8年ぐらいランニングを続けています。走っている間は、ほとんど耳はヒマしています。この時間を使って音楽を聴くほかに「読書」ができるんです。実践していますが、時間が有効活用できて良いですよ。
ランニング中に「読書」する方法
ランニング中の音楽にマンネリ化や退屈を感じているあなた、その時間を使って「読書」といきませんか?おすすめですよ。
と言われても、走りながら読書って、どうやってやるねん!となりますよね。
それには「オーディオブック」というものを使います。
オーディオブックとは何?
オーディオブックとは、馴染みがないかもしれませんが、本1冊の中身がまるまる朗読された音声の商品です。ボイスブックと呼ばれたりもします。
目で読まなくても、耳で聴いて”読書”ができます。
このため、本を開けないランニング中でも読書が可能というわけです。実際には音楽の代わりに本の朗読を聴くだけ。
このオーディオブックですが、実用書、自己啓発書、ビジネス書、語学書、文芸書など、意外といろんなジャンルのものが揃っています。
朗読はプロのナレーターや俳優、声優によるものなので、質は高いです。音質もいいので、走りながらでも聴きやすいです。
ちなみに、オーディオブックに本は付いていません。音声だけになります。
オーディオブックはどんな仕組み?どう使う?
オーディオブックは、普通にインターネットで本を買うのと同じように、好きなものを選んで、それをスマホにダウンロードすることで聴けるようになります。
しくみも操作も簡単です。
オーディオブックは、「専門店」で取り扱っています。品揃えが豊富で、そして無料で「お試し」ができる利用しやすいところは次の2つのお店です。
- アマゾン「オーディブル(Audible)」
- オトバンク「audiobook.jp」
それぞれ品ぞろえや値段、システムが違います。このため、両方をうまく使い分けるといいです。
簡単に特徴を紹介します。
アマゾン「オーディブル(Audible)」
- 通販大手のアマゾンが運営している世界規模のサービスです。アマゾンの会員でしたら、本と同じように普通に購入できます。
- 話題作、人気作が多いです。特に小説など文芸作品が豊富。「半沢直樹」などドラマや映画原作も充実しています。
- スマホ・タブレット・パソコンでの利用限定です。
- 1冊の値段が全体に高めです。
- 支払いはクレジットカードのみ。
- 月額会員プランに入会すると、毎月1冊1,500円で購入できるなど特典を受けられます。初めての人は30日間無料で試せます。
オトバンク「audiobook.jp」
- オトバンクという会社が運営しているオーディオブック店です。利用には会員登録が必要です(無料)。
- 品揃えは浅く広くという感じです。
- 値段は多くが紙の本(単行本)並みです。
- 購入したオーディオブックは、MP3端末やCDに落とすこともできます。
- 毎月定額料金の「聴き放題プラン」があります。750円で対象の本が好きなだけ聴けます。初めての人は30日間無料で試せます。なお、このプランはスマホ利用限定です。
まず、聴いてみたいオーディオブックがあるかどうか、2つの店のラインナップを確認してください。両方にあれば値段の比較も。
「オーディブル」のオーディオブックを買う場合は、単品で買うと値段が高いので、1ヶ月だけでも「月額会員プラン」に入った方が良いです。1冊は定価に関係なく1,500円で買えます。
また、ジャンルを問わずいろいろ聴いてみたい、というときは、「audiobook.jp」の「聴き放題プラン」がおすすめ。聴ける対象作品は指定されていますが、それでもかなりの数があります。解約は月単位で可能なので気軽に利用できますよ。

どちらの店でも、ほとんどのオーディオブックで試聴ができます。無料お試し制度も用意されていますので、オーディオブックがどんなものか、実際のランニングで使ってみてください。
ランニング中のオーディオブックをすすめる理由(メリット)
ランニング中は音楽を聴くのもいいけど、オーディオブックもおすすめ。僕が実践していて、そう感じているメリットは2つあります。
【メリット1】時間を有効に使えます。
1つ目は、時間を有効活用できることです。
普段は多忙で、読書はしたいけどその時間がなかなか取れないことってありますよね(ランニングの時間はあっても)。そんなときは、オーディオブックならランニングと読書が同時にこなせます。
ランニング中、耳はほとんど空いています。しかも、時間がまとまっています。これを音楽を聴くだけに使うのはもったいない。オーディオブックだと、知識や情報を得られますし、勉強もできます。
まさに、運動と読書で一石二鳥。時間の有効活用になります。
【メリット2】飽きづらいです。
2つ目は、オーディオブックは音楽に比べて飽きづらいことです。
ランニング中の音楽は、登録した曲を繰り返し聴いていることが多いと思います。それも、知っている曲やお気に入りの曲が主になるので、飽いてくることも。
オーディオブックの方は、読書と同じで、内容は未知の場合がほとんどです。既読のものであっても、音楽ほど繰り返し読んでいない(聴いていない)はず。
このため、オーディオブックは聴くたびに新鮮さがあって、飽きづらいです(もちろん、本の内容にもよりますが)。
また、オーディオブックには本の朗読ものだけでなくて、ラジオ番組風のコンテンツ(ポッドキャスト)もいろいろ用意されています。毎日更新のものもあるので、聴き飽きて困るということはありません。
ランニング中に聴くオーディオブックのデメリット・注意点
ランニング中にオーディオブックを聴くことにはデメリットというか注意点があります。
オーディオブックは、音楽と同じように聴き流すと内容が頭に入ってきません。理解もしづらいです。音楽よりも聴く集中力が必要になってきます。
走りながら集中して聴くというと難しそうですが、実際やってみると、意外とできるもんです。
ただ、初めてのころは戸惑いました。でも、続けるうちにだんだん慣れました。脳も鍛えられるみたいです。
オーディオブックに集中しすぎてしまうと、特に慣れないうちは、車や信号、足元など周囲への注意が行き届かなくなることがあります。安全への意識が、音楽を聴くとき以上に必要です。
ランニング中に聴きやすいオーディオブック【僕の場合】
ランニングしながら、聴きやすいオーディオブックを、僕の経験から参考までに紹介したいと思います。
(タイトルをクリックするとオーディオブックの紹介ページに移ります。内容の確認と試聴ができます。参考にしてください)
一番とっつきやすいものは、ビジネス書や自己啓発書、実用書、教養書といったジャンルです。
これらの本は、内容のまとまりで章や節で区切られていますので、細切れで聴いても理解しやすかったり、集中力が途切れて???となっても、ついて行ける場合が多いからです。
走ることや運動、健康に関係するオーディオブックを聴くと、モチベーションにつながったりします。
僕がランニング中を中心に聴いたものでは、次の作品が特に楽しめました。
「EAT&RUN 100マイルを走る僕の旅」(スコット・ジュレク、スティーヴ・フリードマン)
「マラソン中毒者 北極、南極、砂漠マラソン世界一のビジネスマン」(小野裕史)
自己啓発系のオーディオブックでしたら、
「嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え」(岸見一郎、古賀史健)
「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」(ふろむだ)
「博報堂スピーチライターが教える 5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本」(ひきたよしあき)
あと、僕は歴史が好きなのですが、その解説系のオーディオブックも聴きやすいです。
ちなみに、僕がオーディオブックで一番よく聴いているのは、実は小説なんです。今は「半沢直樹」や「下町ロケット」シリーズなど作者、池井戸潤さんの作品を中心に聴いています。
しかし、ランニング中はほとんど聴いていません。小説は、特に長編になると、登場人物や場面転換が多いので、より集中力が必要で、走りながらでは頭が追い付かない。。。ということで、苦手なんです。
でも、この作品は、比較的短編で、聴きやすく面白かったです。
あと、オーディオブックには語学関係の教材が豊富です。その多くは朗読されたものはなく、市販の本に付属しているCDなどの音声データそのものです。
レベルによりますが、走りながら聞き流すだけでも、語学の勉強になりますよ。
あなた好みのオーディオブックがあるかどうか、まずはチェックしてみましょう。

ランニング中の音楽代わりとしてオーディオブックでの「読書」を提案しました。向き不向きがありますので、無料期間を活用して実際に使ってみることをおすすめします。試す値打ちはありますよ。
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