
オーディオブックの聴き放題に興味あるけど、実際のところ、どんな感じ?使い勝手は?退会はすぐできる?お試しはホンマに無料?
こんなお悩み、疑問を解決します。
- audiobook.jp版のオーディオブック「聴き放題プラン」の内容、使い勝手(聴き方)、無料お試し、申し込み、解約について紹介します。
「オーディオブック」は、1冊の内容をまるごと朗読で聴く本のことです。
独特な商品ですが、自分の生活スタイルや性分にうまく合うと、めちゃ便利。
例えば、耳の空き時間に”読書”できます。普段読書できないくらい忙しくても、耳が暇している時間が案外あります。そこを活用して”読書”できます。
この点は、僕が実際にオーディオブックを使っていて感じているメリットです。
あと、そもそも読書(活字)が苦手という人にもいい思います。聴くだけで読なくていいので。
そんなオーディオブックがどんなものか試したい…というあなたは、「聴き放題プラン」がお手軽です。
定額料金で何冊でも好きなだけ聴けるサービスです。今風にいうとオーディオブックの「サブスク」です。
値段もお手頃。1冊聴けば元がとれるので気楽です。それに、初めてでしたら、無料で試せます。
ここでは、現会員の僕が、オーディオブックの「聴き放題プラン」について、実際の経験や感想で公式情報を補いながら紹介したいと思います。

この記事では、audiobook.jpの「聴き放題プラン」について、全体像を知ることができますので、安心して申し込んでもらえます。
audiobook.jp「聴き放題プラン」ってどんなサービス?
今回紹介するオーディオブックの「聴き放題プラン」は、audiobook.jpが提供しているサービスです。
ちなみに、audiobook.jpはアマゾンの「オーディブル」と並ぶオーディオブックの専門店で、オトバンクという会社が運営しています。「オーディブル」よりも値段がリーズナブルです。
「聴き放題プラン」は、毎月定額料金で、オーディオブックを好きなだけ聴けるというものです。
オーディオブックがどんなものか知りたい人、ジャンルに関係なく聴きあさりたい人、とにかくたくさん聴きたい人に向いています。
audiobook.jpの「聴き放題プラン」の具体的な内容はこちらです。
- 月額定額制で利用料は880円です。
- 初めての人は14日間無料で試せます。
- スマホ(携帯端末)で専用アプリを使って聴きます。
- 解約は月単位でできます。無料お試しだけ、1ヶ月だけの利用もOK。
まずは値段ですが、1ヶ月880円。
audiobook.jpでオーディオブックを単品で買うと、1冊1,000円~2,000円が主流です。なので、1作品聴くだけで元が取れます。貧乏性の僕でも気が楽。
ただ、聴き放題できるのは、すべての作品ではありません。
audiobook.jpでは、2万数千冊のオーディオブックを取り扱っているそうですが、対象は、そのなかの一部。最新作、新作は、動画や音楽の定額(サブスク)サービスと同じで対象外です。
それでも何冊でも、値段を気にせずに聴ける点は、めちゃくちゃ気が楽で安心です。
契約の面でも、「聴き放題プラン」には特に最低利用期間など「しばり」がなく、1ヶ月単位で解約・再開できるので安心です。
初めての場合は、最初の14日間がお試し期間として無料で利用できます。お試しだけで解約も可能。この場合はもちろん、お金はかかりません。
audiobook.jp「聴き放題プラン」の注意点は、スマホやタブレット端末で専用アプリを使ってしか聴けないことです。パソコンでは利用できません。
ちなみに、オーディオブックには、本そのものや文字情報は付いていません。あくまで音声だけです。作品によっては、図表や資料が別添えされていることがあります(PDF)。
audiobook.jp「聴き放題プラン」でどんな作品が聴ける?
まず、「聴き放題プラン」で聴ける作品がどれくらいの数があるか、ということですが、窓口に問い合わせしたところ「非公表」とのことでした。理由は不明です。
ちなみに、audiobook.jpの問い合わせ受付はメールのみとなっています。この点は不親切。
ただ、実際に「聴き放題プラン」を使ってみると、対象作品は意外とあります。ジャンルも幅広く種類も多いです。
どんなオーディオブックが聴き放題できるのかは、audiobook.jpの公式サイト(下方にリンクがあります)で、誰でも確認できます。検索で「聴き放題」と絞り込めば全て表示されます(膨大ですが)。
また、オーディオブックを個別でみると、「聴き放題プラン」対象の作品にはその旨の表示があり、ひと目で分かります。
「聴き放題プラン」で多いのは、実用・教養系、自己啓発系です。題名をながめると、なにかしら興味を引くものがあると思います。ちなみに、これらのジャンルは比較的耳で聴いても理解しやすいです。
小説など文芸系は、夏目漱石や森鴎外、芥川龍之介などから現代文学までありますが、全体的に少なめ。
あとは、語学系や児童向けの童話、落語とか。珍しいものとしては、雑誌「週刊SPA!」の特集記事といったものも。ラインナップの入れ替えも行われています。
オーディオブックのほとんどが朗読ものですが、講演や講義ものやラジオ風の番組(ポッドキャスト)もあります。
このように「聴き放題プラン」の対象は多種多様です。でも肝心なのは、選ぶほどたくさんあっても、あなたの好みや興味に合うものがどれくらいあるかどうか。
後述しますが、無料で試せますので、実際に自分で使って確認してみてください。
audiobook.jp「聴き放題プラン」はどうやって使う?(聴き方)
繰り返しになりますが、「聴き放題プラン」はスマホかタブレット端末でないと使えません(iOS10.0 以上、Android 5.0 以上)。
そして、audiobook.jpの専用アプリが必要です。アプリを使わないと聴けません。アプリは、グーグル、アップルの各ストアから無料で取り込めます。
そのアプリを開いた時の画面イメージはこんな感じになります。
「聴き放題プラン」対象を含めた、オーディオブックのテーマ別おすすめ作品やランキングが表示されています。検索だけで探すには限界があるので、けっこう参考になります。
アプリでは、オーディオブックの検索やダウンロード、管理、再生、購入、各種手続きなどひと通りできます。
あなたが検索したり、たまたま目に入って気になったオーディオブックは、その場でチェックしておくと、「ライブラリー」という部分に入ります。
「ライブラリー」に入ったときの個別のオーディオブックはこんな感じ。
実際に聴くには、「ダウンロード」します。これで、インターネットにつながなくても(オフラインで)聴けるようになります。
オーディオブックの操作画面はこのようになっています。直感的に操作できて簡単です。機能もひと通り揃っています。
便利な機能としては、再生速度の調整。0.5倍速~4倍速の間で設定できます。
聴き放題はたくさん聴いた者勝ちなので、上手く活用したい機能です。速くすると、はじめは違和感がありますが、案外2倍速くらいなら慣れますよ(もちろん、作品によりますが)。
寝る前用の「スリープタイマー」もあります。「5分」「10分」「20分」「30分」「40分」「50分」「60分」「チャプター(章)の終わり」の設定ができます。
「聴き放題プラン」は、基本的にスマホやタブレットにアプリを入れると、どの端末でも聴けます。
ただし、複数の端末で「同時にログインして」使う場合は、iPad、iPad、Androidスマホ、タブレット各1台ずつ、最大4台までという制限があります。
要は、同時ログインは、OS(iOS/Android)と使う端末の種類(スマホ/タブレット)が同じだとできません(下表参照)。
- iPhoneとiPad
- Androidスマホとタブレット
- iPhoneとAndroiスマホ
- iPhoneとタブレット
- AndroidスマホとiPad
iPhoneとiPhone、AndroidスマホとAndroidスマホといった組み合わせでは同時に使えません。
このように同時ログインには制約が多いので、ちょっと不便。家族で使い合うような場合は、注意してください。
audiobook.jp「聴き放題プラン」の申し込み、解約は?(無料お試し)
オーディオブックや「聴き放題プラン」の内容や使い方を紹介しましたが、やっぱり実際に使ってみて、あなたに合ってるかどうか、あなたのスマホやタブレットで、アプリが正常に動作するかなど、確認するのが手っ取り早くて、一番いいことです。
ラッキーなことに、無料で試せるしくみがあります。
ただ、申し込みや解約の契約面で不安があるかもしれませんので、手続きの流れなどをまとめました。
会員登録(入会)・プランの申し込み
「聴き放題プラン」を申し込むにあたっては、最初にaudiobook.jpの会員にならないといけません。
audiobook.jpは会員以外は利用できないサービスになっています。会員になること自体に登録料や会費などお金は一切かかりません。アマゾンや楽天と同じです。
audiobook.jp会員になっていると、いつでも「聴き放題プラン」に申し込めますし、オーディオブックを単品で買うこともできます。
会員登録やプラン申し込みの手続きそのものは簡単です。公式サイトにアクセスして、あなたの個人情報と支払い方法を入力するだけです。
ちなみに、支払い方法は次の中から選べます。このなかに合うものがなければ、残念ながら申し込めません。
- クレジットカード
- ドコモケータイ払い
- ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い※iOS App内課金(iOS端末の利用者)、Google Play内課金(Android端末の利用者)もあります。
会員登録を含めて手続きは数分で完了します。
初めて「聴き放題プラン」を申し込んだ場合は、自動的に14日間は「無料お試し」の扱いになります。
手続きが完了するとこのような画面が出ます。あわせて確認メールも届きます。
この時点からすぐに使えます。アプリをダウンロードして、オーディオブックを選んで、まずは無料で聴き放題スタートです。
「使い放題プラン」の契約期間と確認
「聴き放題プラン」は1ヶ月単位の契約です。最低利用期間はありません。1ヶ月だけの利用でもOKです。
期間は1日~月末と決まっていなくて、申し込みのタイミングによって、人それぞれで違います。自分の契約状況や期間は、いつでも公式サイトやアプリで確認できます。
無料お試し中でも「750円」と出ますが、これはプラン自体の利用料のことなので気にしなくて大丈夫です。
「使い放題プラン」の解約
「聴き放題プラン」をやめる(=「解約」)は、月単位でできます。
解約したいときは、あなた自身で手続きする必要があります。手続きしないで勝手に解約されることはありません。
無料お試しで止めたい場合も同じです。
その手続きは、小学生にもできるくらい簡単です。公式サイトやアプリから行います。
注意点は、手続きのタイミング。
今の契約で解約したいとき、無料お試しで解約したときは、「次回課金日」の前日までに、手続きしないといけません。次回課金日になってからでは「時すでに遅し」です。
上図の例だと「○月15日」が手続き期限になります。「16日」では遅いです。
解約の手続きは、期限ぎりぎりでなくても、早い時点でも行えます。
期間の途中で解約手続きを完了させても、実際の解約日は「次回課金日」の前日になります。それまでは、「解約待ち/解約街購読解除申し込み中」の状態になって、聴き放題を利用は普通にできます。そして、「次回課金日」がきたら自動的に解約されます
のように、解約を決めたら、その場ですぐに手続きしておいても、不都合はありません。
「聴き放題プラン」を解約した後は、アプリにダウンロードしているものを含めて、聴き放題対象のオーディオブックは聴けなくなります。
また、あとあと利用したくなったら、いつでも再加入できます。
以上のように、「聴き放題プラン」は入会も解約もしやすいので、心配はいりません。
聴き放題したオーディオブックのなかで、もし手元に置いておきたいものがあったときは、それだけを単品購入すると、あなたの所有物となって、解約・退会してもずっと聴き続けられます。
購入分は、スマホだけでなく、パソコンでも聴けますし、MP3端末やCDに落とすこともできます。
ちなみに、audiobook.jp自体の利用をやめる(=「退会」)も同じように簡単にできます。
ただ、退会した場合は、その手続き完了時点から「聴き放題プラン」を含めて、audiobook.jpのサービスがすべて使えなくなります。
購入したオーディオブックがあれば、そのダウンロードもできなくなりますので、スマホやパソコンに保存してから手続きするよう注意が必要です。スマホを機種変更した場合など再ダウンロードもできません。
もし、不都合がなければ、退会しないで、無料会員として継続した方がいいです。以降もダウンロードできますので。
まとめ:audiobook.jpのオーディオブック「聴き放題プラン」
audiobook.jpの「聴き放題プラン」は、毎月880円で対象のオーディオブックを好きなだけ聴けるのは魅力です。操作性もよくて、契約も月単位なので、利用しやすいです。
実際に利用していても、大きなデメリットはありません。
ただ、個人的には、スマホでしか使えないことに少し不満を感じています。スマホで聴くと充電をよく喰います。
僕はできるだけ、スマホの電池は、本業?の電話や通信のためにセーブしておきたいので、家ではなるべくパソコンを使っています(画面もデカいし)。オーディオブックの利用もそうで、パソコンで(聴き放題以外の)聴いたり、ラインナップをみたり、購入してたりしているので、スマホ限定はちょっと不便です。
あと、「聴き放題プラン」は、利用し続けるにつれて、聴きたいもの、興味をひくものがだんだん減ってきます。逆に、対象外(別料金)の聴きたいものが目に付いてきます(ラインナップの入れ替えは行われていますが)。
このことは、オーディオブックに限らず、動画や音楽などの定額(サブスク)サービス全体に言えることですが、「聴き放題プラン」は、”しばり”がなく解約・再加入しやすいので、だらだら続けなくて済みます。
いずれにしても、「聴き放題プラン」はオーディオブックのとっかかりにはピッタリです。
無料のお試し期間もあって、リスクはありません。読書したいけどなかなかできないというあなたは、安心して耳で聴く読書を体験してみてください。
オーディオブックの聴き放題は、アマゾンの「オーディブル」というサービスのも利用しやすいです。
こちらは月額1,500円と、audiobook.jpよりも高いですが、対象作品が約12万と豊富。話題作、人気作も入っています。特に小説を愉しみたい人にはおすすめです。
「オーディブル」も無料でお試しができます(30日間)。使い比べてみてください。
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