
アマゾンの「オーディブル」が、実際にどんなものなのか知りたいけど、無料お試しに申し込んで大丈夫?面倒なことはない?
こんなお悩みや不安を解決します。
- アマゾン「オーディブル」ってどんなサービス?(しくみ、使い方)
- オーディブルの会員プランとは?(特典、メリット、退会方法)
- 現役オーディブル会員の感想
- 無料お試しの申し込み方法
「オーディブル(Audible)」は、アマゾンが提供するオーディオブックのサービスです。
ちなみに、オーディオブックというのは、1冊の中身がまるごと朗読されたもので、耳で聴くタイプの本です。
朗読は、どの作品もプロのナレーターや俳優によるもので、さすがに上手いです。期待以上でした。
でも、歌手と同じで、好き嫌いというか相性が合わない場合がありえます。オーディオブックならではのリスク?です。
音質の方は良いです。
オーディオブックは、目が悪い人や読書(活字)が苦手な人にはもちろんですが、毎日の耳が暇してるちょっとした時間に「読書」できるので、忙しくて読書する時間がないという人にもおすすめです。僕も読書の機会が増えました。
ただ、オーディオブックは、人によって向き不向きが出ます。このため、「お試し」することは大切。いきなり買うのはやめましょう。
ここでは、そんなオーディオブックを利用し始めて10ヶ月目の僕が、興味があるあなたや、無料お試しを検討しているあなたに、アマゾン「オーディブル」の内容や使い方を、経験談や感想で補いながら紹介します。

初めての人は、安心して「無料お試し」に申し込んでもらえるようになります。
アマゾン「オーディブル」とは?
まずは、オーディブルやオーディオブックの基礎知識を。
オーディオブックの専門店です。
「オーディブル(Audible)」は、オーディオブック(耳で聴く本)専門の本屋さんです。通販サイトの「アマゾン(amazon)」(の関連会社)が運営しています。
オーディオブックの品ぞろえは、普通の本や電子書籍に比べると、まだまだ少ないですが、それでも幅広いジャンルが揃っていて、ベストセラーや話題になった著作も案外あります。
オーディブルには、オーディブルでしか買えない独自のものも少なくないです。特に小説系。あと、世界展開しているので、洋書が多いのも特徴です。
どれも、本の通販と同じように1冊から買えます。
ただ、値段がめちゃ高い!
朗読の人件費が入っているせいかもしれませんが、1冊3,000円とかはザラ。紙の本や電子書籍より割高ですが、元の「本」は付いていません。あくまで音声だけの商品です。
これでは、ちょっと気軽に買えません。特に初めての人には、ハードルが高すぎます。
そこで、「オーディブルの月額会員」になると安く買えます。「無料お試し」は、この会員プランが対象です。
会員プランの内容などについては、後述します。
しくみはシンプル、使い方はアプリで簡単です。
次に、オーディブルのしくみですが、めちゃくちゃシンプルです。
買ったオーディオブックを、専用のアプリで、スマホやパソコンにダウンロードします(取り込む)。あとは好きな時に聴くだけです。
購入からダウンロードまで1分もかかりません。
オーディブルの専用アプリは、グーグルなどのアプリストアで入手できます。入会手続き後に届く完了メールに案内があります。もちろん無料です。
アプリでは、オーディオブックの検索や購入、自分が買ったオーディオブックの管理、操作ができます。
オーディオブック(本)を買うと、無料コンテンツを含めて「ライブラリー」というところに全て表示されます。
そこで「ダウンロード」しておくと、インターネット環境が無くても聴けるようになります。
(以下の画面はスマホ用のものですが、パソコン用も見え方が違うだけで同じです)
実際に聴くときは、このなかで聴きたいものを選びます。
それぞれのオーディオブックの基本画面はこんな感じです。車の運転中向けの簡易版(下図右)へ切り替えもできます。
基本操作は「再生/停止」「30秒早戻し」「30秒早送り」「前/後の章・節への直接移動(スキップ)」。画像のように、表示が分かりやすくて簡単です
聴くのを途中でやめる場合は、そのまま停止してアプリを閉じます。「しおり」的な操作はないですが、次に立ち上げると、続きから再生できます(別の端末のときも)。
便利な機能としては、まず「ブックマーク」。後から聴きなおしたい部分に目印を付ける=付箋を貼る的なものです。
聴いている最中に、気になったところで「ブックマーク」(下図左、右下)を押します。
オーディオブックのブックマークを使いこなすには少々慣れが必要です。
「あっ」と思ったら、とりあえず直ぐにタッチ。躊躇すると朗読はどんどん先に進んでいきます。そして、どうしても聴いてから押すので、タイミングがズレます。この点は不便。
ブックマークしたものは一覧で見られます(上図右)。ただ、時間ごとに並んでいるだけで、そのままではそれぞれの内容は分かりません。メモを追記して区別できるようにできます。
あと、寝る前に聴く用の「スリープタイマー」が便利。切れるタイミングが細かく設定できます(下図右)。
僕はほとんど使っていませんが、再生速度の調整もできます(下図左)。
複数の端末、家族で聴けます。
オーディブルでは、そのアプリをスマホやパソコンなど複数の端末に入れておけば、それぞれでも聴くことができます。
1つの契約で、端末の種類とOSの組み合わせによって、最大9台で使えます。追加料金もかかりません。無料お試し中でも同じです。
スマホで聴いていた続きをパソコンや別のスマホで聴いたり、家族がそれぞれに好きなものを聴いたりできます。同じ作品でも同時にシェアして聴けます。
このように、全体的にはオーディブルの使い勝手はいいです。
オーディブルの会員プランとは?【無料お試しの対象】
続いては、オーディブルの会員プランについて紹介していきましょう。「無料お試し」できるのは、この会員プランです。
オーディブルのオーディオブックは値段が高いです。「会員」になることで、安く買えます。
でも、会員になるとか、入会するというと、警戒感や不安感がありません?ましてや「無料」だと、”タダより怖いものは…”で余計に(僕もそうでした)。
その点、心配無用です!オーディブルの会員プランは”ユルユル”です。利用者からすると、とても良心的。
「無料お試し」しても、それだけで退会できます。その時はお金も一切かかりません。後々しつこい勧誘もありませんので、安心して「無料お試し」を申し込んで大丈夫ですよ。

逆に、オーディオブル会員にならないで、オーディオブックを定価で買うことは、すごくもったいないです。ハッキリ言うと、お金が無駄!
ということで、ここからは、あらためてオーディブル会員の内容とそのメリット、そして退会について紹介します。
会員プランの内容とメリット
「オーディブル」の会員になると、毎月利用料がかかります。
- 1,500円(⇒「無料お試し」は30日間不要)
支払い方法は、クレジットカード払いのみになります。そして、次のような特典が受けられます。
- 毎月、好きなオーディオブック1冊と引き換えできるコインが1枚つきます。
- 買ったオーディオブックは、365日以内でしたら返品・交換できます。
- オーディオブックを追加で買いたいときは、3割引きになります。
- 無料のコンテンツ「Audible Station」が聴けます。
以上が、オーディオブルの会員プランの内容になります。
【会員メリットその1】定価より安く買えます。
オーディブル会員の一番のメリットは、繰り返しになりますが、オーディオブックが定価よりも安く買えることです。
会員になると「コイン」が毎月1つもらえます。「コイン」とは引換券的なもの。1コインでオーディオブック1冊と交換できます。
つまり、会員は毎月1,500円で、1冊買えるということになります。
ちなみに、コインで交換できるオーディオブックに制限はありません。定価に関係なく好きなものを選んでOK。無料お試しでも同じです。値段が高いものを選ぶと得です。
定価の3,000円とか4,000円、5,000円とかを見ると、とてもじゃないですが、1,500円だと紙の単行本の値段並みなので、普通に本を買う感覚で利用できると思います。
また、その月にオーディオブックを追加で欲しいときは、定価の3割引きで買えます。「コイン」は追加できません。
【会員メリットその2】返品・交換ができます。
オーディブル会員のもう一つの大きなメリットは、買ったオーディオブックを返品・交換できることです。
購入してから365日以内でしたら、無料で、理由を問わず、何回でも可能です。
その理由は買い間違い、本の内容や朗読が気に入らないというものでもOK。回数も一応制限なし(常識の範囲内で)。普通ならありえない内容です。
しかも、その手続きも超あっけないもの。30秒もかかりません。
利用者にとって、この特典はめちゃくちゃ安心。もちろん、無料お試し中でも使えます。
【参考】返品の手続き画面
「返品する」(下図右)を押すと、すぐに「コイン」が戻ります。好きなタイミングで別のオーディオブックと交換できます。
【会員メリットその3】無料コンテンツも聴けます。
月に1,500円出して、1冊しか聴けないというのは物足りなさがありますが、ほかに「Audible Station」という会員なら誰でも追加料金なしで聴けるコンテンツもいろいろ用意されています。
現時点で、お笑い、落語、経済ニュース、学び、ビジネス書の要約、英語ニュース、瞑想ヨガ、短編文学朗読などのチャンネルがあります。
- よしもと芸人音声データ(東野幸治の対談番組)
- 木村祐一のリアルタイムクッキング
- よしもと音声革命
- 松本人志の放送室チャンネル
- NewsPicksアカデミア(オンライン講義)
- 20分で聴けるビジネス書チャンネル
- ワールドニュースチャンネル(英語配信)
- ジャパンニュースチャンネル(英語配信)
- オーディブル文学チャンネル(伊集院静&阿川佐和子の対談番組)
- 瞑想ヨガチャンネル
- 短編文学チャンネル
- 落語チャンネル
- ホリエモンチャンネル
退会(解約)も心配ご無用
入会する際に、心配になるのが退会(解約)のこと。オーディオブル会員はこの点も心配無用です。
オーディブル会員の契約は、月単位です。最低利用期間などの縛りはないので、1ヶ月だけ入会するということもできます。
無料お試しの場合も、お試しだけでやめられます。費用はまったくかかりません。
退会すると、その時点から上記の会員特典が使えなくなりますが、買ったオーディオブックやアプリは、そのまま利用できます。
手続きの方も、操作上の注意点はありますが、小学生でもできるくらい簡単です。
このように、オーディブル会員は、入会しやすいですが、退会もしやすいです。ご安心を。
【参考】退会方法や手続きについて詳しく紹介しています。

現役会員によるオーディブルの感想
小説の品ぞろえが多いです。
アマゾン「オーディブル」のサービスや会員プランについては、今のところ、個人的に大きな不満はありません。
口コミなんかをみていると、評価の分かれる大きな原因は、品ぞろえ。
聴きたいオーディオブックがないというもの。人それぞれニーズや興味が違うので、合うものなかったら低評価になるのは仕方がないです。
僕の場合は、小説中心で聴いていますが、オーディブルは話題作や人気作が、案外入っているのでで、気に入っています。
最近は、池井戸潤さんの作品を月に1冊ずつ聴いてます。
ただ、権利の関係もあると思いますが、出版社や作者が限定的なのは確か。それでも小説好きにはおすすめです。
一般書の方もベストセラーがあったり、意外と新作もあって、それなりに豊富です。自己啓発本やビジネス本も多いです。これらは小説に比べると、聴きやすいです。
「慣れが必要」「向き不向きがある」
耳で聴く本「オーディオブック」は独特です。
初めて聴いたときはめちゃくちゃ新鮮でした。戸惑うこともいろいろありました。
まず、音楽を聴くのとは違います。
ぼーっとは聞き流せません。ちょっと気を抜くと、内容が分からなくなります。多少とも集中することが必要。家事や仕事しながら聴く「ながら読書」も、けっこう難しいです。
自己啓発本やビジネス本などは、内容が章や節で区切られているので、比較的聴きやすいですが、小説となると、1つの話がずっと続くうえに、場面の切り替わりや登場人物が多いので、付いていくのが大変です。
そして、言葉遣いも基本は書き言葉。もともと読み聞かせる用に書かれていませんので、普段会話では使わないような単語や言い回しもたくさん出てきます。ちょくちょく聴いていて「ん?」となることも。
以上のようなことは、使い続けているうちに、ある程度慣れてきます。が、人によっては、どうしても無理なことも。向き不向き、得手不得手が確かにあります。
そんなこんなで、オーディオブックは、いきなり買うのではなくて、お試しから始めた方が無難です。
元はすぐに取れるので気が楽。
オーディオブルの会員になると利用料が1,500円かかりますが、月にオーディオブックを1冊買えば、それだけで元が取れます(ほとんどが定価1,500円以上なので)。
先述のように、家族と共有して使ったりもできるので、損はしません。なんなら欲しい1冊だけ買って退会するのもアリなので、気が楽です。
ちなみに、買ったオーディオブックは、その後、たとえ退会したとしても、ずっと聴けます(無料お試し中に買ったものも)。
期限は無いので、慌てて読まなくても、マイペースで大丈夫。
たくさん買ってもメリットはありません。
オーディオブックは、月に2冊以上聴きたい愛好者やお得意様には、なぜか冷たいです。たくさん買ってもメリットはありません。
この点が、僕がオーディブルで気になっているところ。
もっとも、会員は定価の3割引きで追加購入できます。が、もともとの定価が定価なので、割高感はいなめず、メリットに感じません。
例えば、ドラマ化された池井戸潤さんの小説「陸王」は定価が4,000円。追加で買おうとすると3割引きで2,800円です。話題になった岸見一郎さんと古賀史健さん共著「嫌われる勇気」は定価3,000円、3割引きで2,100円。
1冊目が「コイン」で1,500円であることを考えると、買う気が失せます。
オーディオブルは、月1冊の利用がちょうどいいです。
もっといっぱい聴きたいあなたは、他のオーディオブックを店「audiobook.jp」を、あわせて使うといいですよ。
品揃えは違いますが、もしオーディブルと同じ作品があれば、定価でも「audiobook.jp」の方がが安いです。ちなみに「陸王」は取り扱い無し、「嫌われる勇気」は定価で1,650円です(朗読者は違います)。
【参考】「audiobook.jp」
返品特典はやっぱり心強いです。
オーディオブル会員なら返品・交換ができる点も気持ち的にかなり楽です。心強い。
実際、僕はこれまでで2回、この特典を利用したことがあります。
1回目は、完全な勘違いによる買い間違えでした。それも人生初のオーディオブックをです。ホンマどんくさかった。。。2回目は、朗読が生理的に合わなかったため。大抵は、朗読の第一印象が悪くても、聴いているうちに慣れたり、良く感じてくるのですが、この時はどうしてもだめでした。
どちらの場合も自己都合。普通なら、紙の本でも返品などゼッタイ無理です。でも、オーディブルでは会員特典のおかげで返品して、買い直せました。無駄なお金を使わずにすみました。
人間、気を付けていても、間違うことはあります。それに、オーディオブックは目に見えない商品で、実際に聴いてみないとどんなものか分かりません(購入前にサンプルは聴けますが)。値段もそれなりにしますし。
返品・交換特典があるとのないのとで、安心感は大違い。これだけでも、会員になる値打ちがあるように思っています。
無料お試しの申し込み方法
オーディブルが初めてのあなたは、安心して「無料お試し」からスタートください。
30日間、オーディブル会員特典が無料で使えます。
先に触れたように、オーディオブック(耳で聴く本)は人によって向き不向きがあります。お試しでオーディオブックが1冊タダで買えるので、実際の使い勝手を「体験」してみてください。その1冊は、退会したあともずっと聴けます。
無料お試しの申し込み(入会)はいつでもできます。すでにアマゾンの会員でしたら、手続きに1分もかかりません。完了した時点からすぐに使えます。
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