
池井戸潤さんの小説を読みたいけど、忙しくて読書の時間が取れない。。。
こんなお悩みを解決します。
- 小説の朗読版、オーディオブックとは?
- 池井戸潤小説のオーディオブック一覧
- オーディオブックの無料お試し(内容・申し込み)
- 効率的な聴き方(経験にもとづくアドバイス)
「半沢直樹」「下町ロケット」「空飛ぶタイヤ」「七つの会議」「陸王」「ノーサイドゲーム」など大ヒットしたドラマや映画の原作は、池井戸潤さんの小説です。
ドラマや映画をきっかけに、池井戸さんの作品を読んでみたくなった人も多いのでは。僕もその口です。
個人的にはドラマより小説の方がより面白く感じて、ハマってます。
でも、読んでみたいとは思っても、
- 忙しくて、読書する時間がなかなかとれない。
- そもそも読書(活字)が苦手。
- 目が悪くて、読書が思うようにできない。
というあなたには、オーディオブックという方法がありますよ。
オーディオブックとは、小説が一字一句まるまる朗読された「聴く本」のこと。音楽のように耳で小説を聴きます。
現時点で、池井戸潤さんの小説では29作品のオーディオブックが出ています。初めて聴くとけっこう新鮮です。
ここでは、オーディオブック愛用者の僕が、実際の経験談や感想で補いながら、オーディオブックとその池井戸作品について紹介します。
初めてなら1冊無料で聴けますので、一度試してみることをおすすめします。

僕もオーディオブックで”読書”の機会が増えました。今は池井戸さんの小説を月1作品づつ聴いて楽しんでいます。ドラマや映画から興味をもった人は、その原作が入るととっつきやすいですよ。
オーディオブックのしくみ
池井戸潤さんのオーディオブックは、アマゾンが運営する「オーディブル(Audible)」という専門の”本屋”だけで取り扱っています。
普通の本や電子書籍と同じように買えます。
買ったオーディオブックは、ダウンロードしてあなたのスマホやパソコンに取り込みます。操作も専用の無料アプリが用意されていますので、めちゃ簡単です。
本は付いていません。あくまで音声のみです。
ちなみに、朗読はプロのナレーターや俳優によるものです。どの作品もさすがに上手。音質も良いです。
あとは、好きなときに聴くだけ。
忙しくても、1日のうちに耳が暇している時間は案外あるもので、入浴中やランニング中など普通なら本を広げられない場面でも「読書」ができます。
そして、読まなくていいので、活字嫌いでも大丈夫。言うまでもなく、目を使わないので、眼鏡や明かりも要りません。
このように、オーディオブックは読書や池井戸潤さんの小説へのハードルを下げてくれます。
オーディオブックで聴ける池井戸作品一覧
池井戸潤さんの小説のうち、どの作品がオーディオブックになっているかというと、以下の通り。
現時点では29作品あります。「半沢直樹」「下町ロケット」などドラマや映画で話題になったものはほとんど揃っています。
それよりも、パッと見、値段の高さにドン引きしてませんか?
これは、あくまで定価。文庫本並みの値段とはいきませんが、安く買える方法があります。
それに初めてでしたら、1冊は無料で買えますので、まずは、オーディオブック版の池井戸作品を確認してみてください。
ちなみに、各作品で池井戸潤さんの隣に記されている名前は、朗読している人です。俳優や声優によるものもあります。それぞれでサンプルとして、作品の一部分が聴けます(作品名をクリック/タップで移動)。
「半沢直樹」シリーズ

僕は「銀翼のイカロス」が好きです。
「下町ロケット」シリーズ

僕は第1作目が好きです。
「花咲舞」シリーズ

僕は「不祥事」が好きです。
その他のドラマ化、映画化作品

「鉄の骨」「陸王」「空飛ぶタイヤ」「ようこそ我が家へ」がよかったです。「民王」は一味違う作品。硬いのが苦手な人におすすめ
ドラマ化、映画化されていない作品

僕は「最終退行」がよかったです。
オーディオブックの無料お試し
これら池井戸潤さんのオーディオブックは、ほとんど1冊の長さが9時間以上、長いもので17時間という「大作」です。
朗読している方はマジ大変やと思います。
1冊3,000円~4,000円という値段の高さも、このことが理由のひとつかもしれません。
といっても、新刊の単行本でも2,000円しないので、この値段では欲しくても、買うのをためらってしまいますよね。
そこで、安く買える方法。
それは、オーディオブルの「月額会員」になることです。初めての人は無料で「会員プラン」を試せます。
その会員プランはこんな内容になっています。
- 1ヶ月の利用料は1,500円です。⇒初めての場合はお試しで30日間無料
- 毎月、好きなオーディオブック1冊と引き換えできるコインが1枚つきます。
- 購入後365日以内でしたら返品・交換できます。
- オーディオブックを3割引きで買えます。
- 無料のコンテンツ「Audible Station」が聴けます。
- 「しばり」はありません。退会はいつでもできます。無料お試しだけでもOK。
会員になると毎月、池井戸作品(もちろん他も)が、定価に関係なく、1,500円で1冊聴けます。単行本並みの値段なので、ドン引きするほどではなくなります。
あと、大きなメリットとしては、買い間違ったときや、内容や朗読が気に入らないときには無料で返品、交換できます。実際、この特典は値打ちがありますよ。安心感が違います(退会すると利用できません)。
繰り返しになりますが、初めての人は、この会員プラン全てを無料で試せます(30日間)。この期間に好きな池井戸作品を1冊ゲットできます。
退会(解約)の方もいつでもできるので、心配いりません。
会員になると聞くと、不安や警戒感があるかもしれませんが、オーディブルは1ヶ月だけの入会でもOK。もちろん無料お試しだけでやめることもできます。
池井戸作品を買いたいときだけ入会するというのもアリです。退会手続きも難しくありません。安心して大丈夫です。
買ったオーディオブックは、あなたのものなので、退会してもそのまま利用できます(無料お試しでゲットしたものも)。
何はともあれ、池井戸潤さんのオーディオブックに興味があれば、まずは無料お試しで、どんなものか実際に聴いてみてください。
なお、支払い方法はクレジットカードのみとなっています。
【参考】「無料お試し」についてはこちらにまとめています。

【補足】オーディオブックの池井戸作品をより楽しむために【愛聴者アドバイス】
池井戸潤さんの小説は、銀行や企業などを舞台に、主人公がこれでもかというくらい窮地に追い込まれる緊張感や切迫感がクセになります。終盤で逆転、スカッとする快感もたまりません。
寝る前に読むと、気持ちが重くなったり高ぶったりで、眠気が吹っ飛ぶこともあります。
こうした小説で味わえる情感は、オーディオブックでも同じです。朗読でもセリフ部分は会話調なので、より強烈かもしれません。場面によってはラジオドラマみたいに聴けます。
ただ、池井戸潤さんの小説の耳で聴くというのは、独特の難しさがあります。
それは、登場人物が多い、専門用語が多い、場面転換が多いという「3多」のため。文字の情報がないので、把握しづらいです。ヒヤリング力が弱い僕の場合はなおさら。。。
なかでも、物語では重要な登場人物で、聴いていて「誰やった?」となることが時々あります。
本だったら、ページを繰ってさかのぼりつつ確認できますが、オーディオブックはこの点ちょっと面倒。適当に早戻しして聴きなおすしかありません。
そこで、僕が池井戸作品を効率的に聴くためにやっていることを紹介します。
それは、ドラマや映画の公式サイトをチェックすること。
ドラマ化や映画化された作品でしたら、その公式サイトの多くが残っています。そこに出ている登場人物の紹介や人物相関図を活用します。
役名と演じた俳優さんをリンクさせて覚えておくと、オーディオブックを聴いているときにイメージしやすいです。
また「ウィキペディア(Wikipedia)」も、作品によっては内容が充実していて参考になります。
ドラマ化・映画化されていない作品は、今のところガチで向き合うしかありません。。。特に聴きたいものが決まっていないなら、とっつきはドラマ化された作品がおすすめです。
こうした、オーディオブックならではの難しさも、脳が鍛えられるのかもしれませんが、聴くほどにだんだん慣れてきます。
一方で、どうしても慣れない、やっぱ無理ということもありえます(小説以外のジャンルは比較的聴きやすいです)。
池井戸潤さんのオーディオブックは、人によって向き不向きがあるので、いきなり買わないで、まず、無料で実際にどんなものかを試してからの方がいいです。

以上、池井戸潤作品の楽しみ方、読書スタイルのひとつとしてオーディオブックを紹介しました。読書したくてもできないときにうまく活用してみてください。
コメント