
「NHKオンデマンド」をテレビで利用したいけど、どうすればいい?NHKでは対応していないみたいやし。。。
こんなお悩みにお答えします。
- 「NHKオンデマンド」をテレビで視聴する方法を紹介します。
「NHKオンデマンド」を現在利用しているあなた、あるいは、これから加入しようかと検討中のあなたが、テレビでも視聴したいなと思っているのでしたら、注意が必要です。
実のところ、NHKさんでは、テレビ視聴に対応していません。スマホ、タブレット、パソコンでの視聴限定になっています。
でも、テレビで見られる方法がちゃんとあります。準備する2つのこととしてまとめました。

この記事を読むと、「NHKオンデマンド」をテレビで視聴する方法、進め方が分かります。
NHKオンデマンドはテレビ非対応
「NHKオンデマンド」は、見逃した最新の番組や過去の番組が視聴できて、なかなか便利です。
NHKに限ったことでないですが、まとまった時間の動画や番組を見るのに、スマホやパソコンは、けっこう身体や目がしんどいですよね。付きっ切りで見ないといけないので、時間も拘束されます。
それに、家族や友人、みんなで見たいというときも不便です。
家でくつろいで動画をみるには、テレビが向いています。
- 画面が大きい
- ハイビジョン番組や4K番組の画質や音質が活きる(対応テレビの場合)
- 家族や友達と一緒に見られる。
- 別のことをながらの「ながら見」ができる。
でも、「NHKオンデマンド」の番組は、テレビでは利用できません。
NHKに尋ねたときの回答がこちら。
恐れ入りますが、こちらのNHKが直接提供しているNHKオンデマンドは、パソコン、スマートフォンでご利用頂く番組配信サービスとなり、テレビでのご利用が出来ないものとなります。(NHKオンデマンドカスタマーセンター)
配信されている番組は、もともとテレビ用に作られたものなのに、テレビで見られないとはなんか不思議です。
でも、書かれてあるように、テレビで利用できないのは「NHKが直接提供しているNHKオンデマンド」の場合です。
ということは、「NHKが直接提供していないNHKオンデマンド」なら、テレビでも視聴できるということなんです。
つまり、「NHKオンデマンド」をテレビで見るためには、NHKが直接提供していないNHKオンデマンドに、申し込む必要があります。
そして、これとあわせて、テレビ側でも視聴するための環境を用意しないといけません。
- NHのが直接提供でないNHKオンデマンドに登録する。
- テレビ側の環境を整える。
【1】NHKの直接提供でない「NHKオンデマンド」に登録する。
「NHKが直接提供していないNHKオンデマンド」って何?と思ったかもしれませんが、実は、「NHKオンデマンド」には、NHKが直接提供しているものと、そうでないものがあります。
正確な例えではありませんが、メーカー直売店に対して提携販売店のようなイメージです。「NHKオンデマンド」の内容や料金は同じです。
販売店を通して「NHKオンデマンド」を利用すると、テレビで視聴できるようになります。
その販売店には、次にようなケーブルテレビ会社やインターネット動画配信会社があります。
- J:COM【ケーブルテレビ】4K対応
- ひかりTV【ケーブルテレビ】4K対応
- イッツコム【ケーブルテレビ】
- みるプラス【ケーブルテレビ】4K対応
- アクトビラ(Chips!TV)【インターネット動画配信】4K対応
- ビデオマーケット【インターネット動画配信】4K対応
- Gyao!【インターネット動画配信】
- アマゾンプラムビデオ【インターネット動画配信】4K対応
- U-NEXT【インターネット動画配信】4K対応
「NHKオンデマンド」といえば、普通にNHKで登録してもいいのですが、テレビで利用するつもりでしたら、上記の「販売店」に申し込む必要があります。

これから「NHKオンデマンド」に申し込む人で、テレビで視聴するなら、登録はNHKではなく、必ず「販売店」で!!
ただ、「販売店」によって、「NHKオンデマンド」単独で申し込めないところもありますので、「店」選びの際は確認してください。
ちなみに、「販売店」 で申し込みした場合、契約先はNHKではなく、その「店」になります。なので、あなたの個人情報がNHKに知られることはありません。
ケーブルテレビやひかりTVは、家にインターネットが無くても、「NHKオンデマンド」が使える点がメリットです。
ただ、料金が「NHKオンデマンド」だけの利用はできません。
加入者でしたら、基本的に現在のサービスに追加するだけです。各社の窓口に問い合わせてみてください。
これから新たに加入する場合は、あなたが住んでいる地域や建物によって、利用できないことがありますので、最初に照会が必要です。
そして、加入できるとなると、機器の設置や配線などの工事が行われます。
「NHKオンデマンド」だけのために加入するのでしたら、”大事(おおごと)”のような気がします。家にインターネット環境があるのでしたら、動画配信サービスの利用が手軽です。
動画配信サービスだと、「U-NEXT」が「NHKオンデマンド」を実質無料で最大1ヶ月試せるので、おすすめです(U-NEXTの利用が初めての場合)。
【2】テレビ側の環境を整える。
「NHKオンデマンド」をテレビで視聴するには、「販売店」への申し込みとあわせて、テレビに接続する機器やWi-Fiなどインターネット回線といった、それ用の環境を整える必要があります。
ケーブルテレビ・ひかりTVの場合
あなたが現在ケーブルテレビやひかりTVに加入している場合や、利用を検討している場合は、各社専用の機器(STB)を使用します。レンタルが一般的で、その料金は月額の基本利用料に含まれています。
ただ、その設置、あるいは対応機種への交換で費用がかかります。各社の窓口で確認ください。
インターネット動画配信サービスの場合
インターネットの動画配信サービスで利用の場合は、テレビを見る部屋にインターネット環境があることが、大前提です。
大本のインターネット回線そのものは、光回線やケーブルテレビ回線など高速・大容量のものでないと、動画視聴に適しません。
そして室内は、無線のWi-Fi接続が主流になっています。
インターネットに接続できる「スマートテレビ」で見る。
あなたのテレビが「スマートテレビ」でしたら、簡単に「NHKオンデマンド」が視聴できるようになります。
ちなみに、「スマートテレビ」とは、テレビ放送に加えて、インターネットにもつなげられる機能がついたテレビのことです。
海外メーカーを含めて、機能や価格帯もさまざまな機種が発売されています。
- 電話+インターネット⇒「スマートフォン(スマホ)」
- テレビ+インターネット⇒「スマートテレビ」
テレビなので、「NHKオンデマンド」を含めたインターネット配信の動画視聴に本領発揮しますが、普通に情報の検索やTwitter、Instagram、Facebook、LINなどSNSの利用なども可能です。
最近のスマートテレビだと、Wi-Fi対応で、はじめから主な動画配信サービスのアプリが搭載されていて、インターネットにつなげば、すぐに利用できるようになっています。
そのなかから、「NHKオンデマンド」の「販売店」(U-NEXT、アマゾンプライムビデオなど)を選んで、申し込みをして、そして「NHKオンデマンド」に登録するだけです。
もし、希望の「販売店」が入っていなければ、アプリを追加できます。
【スマートテレビの製品例】
- パナソニック「ビエラ」
- ソニー「ブラビア」
- シャープ「アクオス」
- 東芝「レグザ」など
従来のテレビで見る。
スマートテレビでない従来のテレビでも、インターネットに接続できる機器や器具を取り付けることで「NHKオンデマンド」が視聴できるようになります。
その1つの方法は、パソコンやスマホと直接ケーブルをつなげることです。でも、可能な機種が限られていたり、配線が必要だったりと、いろいろ制約があって、万人向けではありません。
そこで、今、普及しているのは、「ストリーミング端末」を使う方法です。
ストリーミング端末は、テレビに取り付けて、インターネット動画を見られるようにする機器で、
Wi-Fiの環境があれば、簡単な設定ですぐに使えます。使い勝手もいいです。機種によっては4K画質にも対応しています。
その定番の御三家がこちら。
- グーグル 「Chromecast(クロームキャスト)」
- アップル「Apple TV」
- アマゾン「 Fire TV」
これらを使うには、基本的にインターネットのWi-Fi環境と、HDMI端子があるテレビが必要です。
※HDMI端子が古い規格だと合わないことがありますので、買う場合は各機種の詳細な仕様を確認ください。

特にこだわりがなければ、スマホ・パソコンとの連携重視なら「Chromecast」、スマホやパソコンが苦手な人とか持ってない人やテレビ感覚でネット動画も見たいという操作性重視なら「Fire TV」がいいです。値段は同じくらいです。
グーグル 「Chromecast(クロームキャスト)」
「Chromecast(クロームキャスト)」は、Google社が出しているストリーミング端末です。
テレビのHDMI端子に取り付けることで、スマホ、タブレット、パソコンで再生した動画を、テレビの画面で見ることができます。
Android、iOS、Mac、Windowsに対応していますので、ほとんどのスマホ、タブレット、パソコンで使えます。
Chromecastに対応した動画配信サービスでは、スマホやパソコンの画面に表示される「キャストアイコン」(下図)を押すだけで、テレビに映るようになります。国内の主要なサービスは対応しています。上記の「NHKオンデマンド」の「販売店」はすべてOK。
Chromecastの本体を、テレビのHDMI端子に接続して使います。初期設定はスマホ、タブレットで行います。Wi-Fiと、テレビ近くにChromecast用の電源コンセントが必要です。
Chromecastは、スマホやパソコンで操作する点が特徴です。逆にそれらが無いと使えません。
この点、上位の機種「Chromecast with Google TV」は、「Google TV」というシステムを搭載していて、スマホやパソコンなしに、専用リモコンだけで、諸々の操作や検索、アプリの追加/削除などが行えます。4K出力にも対応しています。
【仕様や値段など最新情報の参考に】
アップル「Apple TV」
「Apple TV」は、アップル社が出しているストリーミング端末です。「Apple TV HD」と4K出力対応の「Apple TV 4K」の2機種が販売されています。
Apple TVの本体とテレビ(HDMI端子)をHDMI端子ケーブルで接続し、さらにWi-Fi/有線LANでインターネットにつなぐことで、インターネットの動画をテレビで楽しめます。
「NHKオンデマンド」を利用する際は、最初に登録する動画配信サービス(例えば「U-NEXT」や「アマゾンプライムビデオ」など)のアプリを入れます。ほとんどの「販売店」で対応しています。
操作には、付属の専用リモコンを使います。スマホやパソコンは必要ないですが、iPhone・iPad・Macの「AirPlay」機能を使うことで、簡単にその画面をそのままテレビに映し出すことも可能です。
ただ、Apple TVは他の2種に比べて値段が高いです。Apple製品の愛用者やファン以外は、メリットは少ないと思います。
【仕様や値段など最新情報の参考に】
アマゾン「 Fire TV」
「Fire TV」は、アマゾンが出しているストリーミング端末です。
本体をテレビのHDMI端子に差し込むことで、アマゾンプライムビデオ、U-NEXT、Hulu、NetFlix、YouTube、TVerなど、主な動画配信サービスを楽しめるようになります。「NHKオンデマンド」の「販売店」もほとんど対応しています。
「Fire TV」の操作は、付属の専用リモコンで行います。スマホやパソコンなどは必要ありません。スマホやパソコンが使えない人でも、テレビを普通に見る感覚でインターネット動画が見られます。
「Fire TV Stick」と4K出力対応の「Fire TV Stick 4K」の2種類があります。
【仕様や値段など最新情報の参考に】
まとめ
以上、「NHKオンデマンド」をテレビで視聴する方法を紹介しました。要点はこちら。
- NHKではなく「販売店」に利用登録します。今NHK直で利用している場合は解約して「販売店」に乗り換えます。
- スマートテレビやストリーミング端末を用意します。インターネット環境も。
このように、契約面とハード面(機器など)両方の準備が必要になります。
なんか面倒に感じたかもしれませんが、テレビで「NHKオンデマンド」を含め動画を視聴する値打ちはあります。大画面、みんなで視聴、ながら見。。。おススメです。
あと「NHKオンデマンド」が初めての場合は、「U-NEXT」で唯一、実質無料でお試しができますので、活用してみてください。
U-NEXT無料体験の詳細・登録はこちら。(NHKオンデマンド専用リンク)
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