
今使っているスマホの調子が悪くなってきたので、新しく買い替えないといけないけど、あまりお金をかけたくない。なんか安く済ませられる方法はないかな。
こんなお悩みの解決に提案します。
- スマホを安く機種変更する方法として電話会社の乗り換えを提案します。
- 乗り換え先として「OCNモバイルONE」を紹介します。
- 実際にスマホの機種変更&会社乗り換えをした流れをまとめています。
スマホは2、3年くらい使っていると、充電の持ちが悪くなったり、動きが遅くなったり、あちこち傷がついたりと、何かしら不調が出てくるものです。
スマホは消耗品です。
そろそろ買い替えかと思うと、財布も気分も憂鬱。。。スマホも安くありません。
そこで、機種変更にできるだけ安く、お金をかけたくないというあなたに、電話会社の乗り換えを提案したいと思います。
会社の乗り換えと同時にスマホを買うと、安くゲットできることが多いのです。しかも、毎月の通信料が今より安くなる可能性も。
その乗り換え先は「OCNモバイルONE」というところです。
今回の提案は、僕が2019(令和元)年11月に、スマホの購入と同時に「OCNモバイルONE」に乗り換えることで、激安で機種変更できた成功体験にもとづいています。
そろそろ機種変更しないといけない状況にある、次のような人は、電話会社の「乗り換え」を検討してみる値打ちはありますよ。
- スマホの購入に月賦でも2万、3万もかけたくない。
- スマホの機種やメーカーにあまりこだわりはない。
- 毎月のインターネットで使う通信量は1~3GB。
- 今の電話会社との契約更新時期がもうすぐ。
- 携帯電話会社もそれほどこだわらない。メールアドレスが変わってもいい。
- できれば、毎月の電話代(通信費)も減らしたい。
電話会社を乗り換えると聞くと、面倒に思うかもしれません。僕もそうでした。そもそも乗り換えるという考えがなかったので、めちゃくちゃおっくうでした。
が、思い切りました。実際は意外とあっさりと完了。案ずるより産むがやすしでした。
それでは、公式情報を実際の体験や感想で補いながら紹介していきます。

この記事を読むと、携帯電話会社を乗り換えることで、安く機種変更できることが分かります。注意点や実際の手続きにも触れているので、もし乗り換えする場合は、不安なく行えますよ。
今回のスマホを安く機種変更する方法の提案ポイント
あたらめまして、今回は、スマホを安く買い替え(機種変更)するために、電話会社を乗り換えるという大胆な?提案です。
- 乗り換え先は「OCNモバイルONE」。
- タイミングはキャンペーン期間中(スマホSALE)が狙い目。
今回の乗り換え先は、繰り返しになりますが、格安携帯電話サービスの「OCN(オー・シー・エヌ)モバイルONE(ワン)」というところです。
大まかな手続きの流れは、こうなります。
- 現在契約している電話会社を解約します。
- そして電話会社を「OCNモバイルONE」に変更(乗り換え)します。
- このとき同時に「OCNモバイルONE」で新しいスマホを買います。
それでは、乗り換え先がなんで「OCNモバイルONE」かということですが、それは、ずばり新しいスマホを安く買えるからです。
普段でも、「OCNモバイルONE」のスマホ販売は、他社よりも比較的安めなのですが、それほどインパクトはありません。が、しかし、1年に数回実施されているスマホセールのキャンペーン期間になると、度肝を抜かれます。
新規の契約と「抱き合わせ」で、対象の機種は限られていますが、とにかく激安。同じ機種で、他社の売値より1万円以上安いものや、なかには1円というものもあったりします。
もちろん最新型ではないです。それでも1、2つ型落ちの「準」最新型レベル。日本のメーカーもあります。
できるだけ安くスマホを買いたい人には、かなり魅力的なので、電話会社の乗り換えしてみようかという気になります。
乗り換えするといっても、今の携帯電話会社との契約(しばり)の都合があります。スマホの調子が悪くなって買い替えを意識し始めたら、ちょくちょく「OCNモバイルONE」のキャンペーン情報をチェックしながら、タイミングを計るといいと思います。

僕の場合は、シャープのアクオスが1,500円で買えました(その後しばらくして1円に)。前の電話会社では同じアクオス機種が会員割引で22,780円でした。もともと乗り換える気はなかったのですが、ちょうど契約更新だったので、思い切りました。
あと、「OCNモバイルONE」は、スマホが安いほかにも、毎月の通信料も格安携帯電話のなかでは最安級なのです。このため、乗り換えることで通信費の節約も期待できます。
「OCNモバイルONE」の内容や料金について詳しくは、後述します。

「OCNモバイルONE」でスマホ購入とセットで新規契約する場合、支払いには、クレジットカードしか使えません。
ただ、スマホを買わない場合(SIMカードのみ)や2か月目以降の利用料金の支払いには、口座振替も選べます。
乗り換え先の「OCNモバイルONE」とは?(特徴・感想)
「OCNモバイルONE」に乗り換えるといっても、スマホを機種変更するより以前に、どんな電話会社なのか、不安を感じるかもしれません。
テレビで宣伝していないので、知らない人が多いはず。
「OCNモバイルONE」は、最近は「格安SIM」とか「格安スマホ」とよばれたりしている格安の携帯電話サービス(MVNO)の1つです。
テレビCMがよく流れている「Yモバイル」「UQモバイル」「maineo(マイネオ)」なんかも「格安スマホ」です。
実は、格安スマホ業界で「OCNモバイルONE」は、知る人ぞ知る、一番歴史が長くて実績があるところなんです。
運営者は、大手の情報通信会社「NTTコミュニケーションズ」です。会社としては心配ありません。
その「OCNモバイルONE」とは、どんなサービスなのか、特徴をまとめてみました。
NTTドコモの回線を使用する携帯電話です。
「OCNモバイルONE」など格安の携帯電話(格安スマホ、格安SIM)は、NTTドコモ、au、ソフトバンクといった大手の携帯電話会社の設備や回線を借りて、サービスを提供しています。
自前の回線や設備を持たないので、その分利用料を安くできるというわけです。
イメージとしては、ある鉄道会社がJRの線路や駅を使って電車を走らせている感じ(実際は存在しませんが)。
「OCNモバイルONE」が使っている回線や設備は、親戚筋にあたる「NTTドコモ」のものです。
今現在、NTTドコモの携帯電話が使えている場所では、「OCNモバイルONE」も使えます。
毎月の利用料が業界最安値です。
現在「格安スマホ」の運営会社は、数十社あります。格安といっても利用料は各社バラバラです。
このなかで「OCNモバイルONE」は最安値級のレベルです。
料金プランは、通信量に応じて6段階だけと単純明快。「家族割」「長期割」「学生割」など複雑で分かりづらいしくみはありません。
そして、下表のように、利用料の定価そのものが安いです。
【音声対応SIMの料金表】
1ヶ月の通信量 | 基本利用料(音声対応SIM) |
1GB | 1,180円(税込1,298円) |
3GB | 1,480円(税込1,628円) |
6GB | 1,980円(税込2,178円) |
10GB | 2,880円(税込3,168円) |
20GB | 4,400円(税込4,840円) |
30GB | 5,980円(税込6,578円) |
今、毎月支払っている通信費と比べてみてください。あわせて、通信量の方も。
特に毎月3GB以下の通信量でしたら、NTTドコモなど大手会社はもちろん、格安スマホの他社よりも安いです。
「OCNモバイルONE」に乗り換えることで、節約できる可能性は高いと思います。
ちなみに、利用のプランは月1回変更できます。手続きはスマホ(アプリ)から簡単にできて、手数料もかかりません。
あなたが、どのくらい使うか分からないときは、はじめは気持ち多めのプランで様子をみて、実際の状況に合ったプランに選びなおすといいです。
毎月の費用は、このほかに電話の通話料やSMS(電話番号宛てのショートメッセージ)の送信料がかかります。
電話の通話料の方は、他社の一般的な料金と同じです。
国内通話料 | 20円(税込22円)/30秒 |
ちなみに、31秒目は40円です。あらためてみると高いです。
「OCNモバイルONE」の会員は「OCNでんわアプリ」というアプリから電話をかけると半額になります。(音質は落ちますが、用に足ります)
国内通話料 | 10円(税込11円)/30秒 |
また、よく電話を使う人には、次のようなプランがあります。
10分かけ放題① | 850円(税込935円)/月 |
トップ3かけ放題② | 850円(税込935円)/月 |
かけ放題ダブル(①+②) | 1,300円(税込1,430円)/月 |
ただ、今の電話会社で「電話かけ放題」のプランに入っていて、実際にもスマホからよく電話を掛けているのなら、「OCNモバイルONE」の乗り換えする前に、利用状況と費用を確認した方がいいです。
契約の「縛り」がありません。
「OCNモバイルONE」には、珍しく最低利用期間や契約期間の縛りがありません。
いつでも解約できます(月単位で)。違約金もありません。
もし、今回「OCNモバイルONE」に乗り換えて、最悪何か不都合があったとしても、すぐに他社へ移れます。元の会社へ戻ることも(登録費などが要りますが)。
こんな機能やサービスも。
「OCNモバイルONE」には、次のような機能やサービスもあります。
「OCNモバイルONE」では、通信速度をいつでも「高速」と「低速(節約モード)」に切り替えられます(アプリを使います)。
例えば、月3GBのプランは、3GB分「高速」でインターネットを利用できるというものです。利用するほどに通信量は減っていきます。そこを「低速(節約モード)」に切り替えると、通信量を使わずにインターネットできます。SNSやメールのやりとり、文字のサイトをみるくらいなら大丈夫です。
「OCNモバイルONE」では、その月に使いきれずに余った通信量は、翌月に持ち越せます。
3GBプランで1GB余ったとすると、翌月は合計4GB使えます。なお、持ち越しは翌月までです。翌々月になると自動的に消去されます。
「OCNモバイルONE」では、1つの契約の通信量を、最大合計5枚のSIMカードで共用できます。
スマホやタブレット5台まで使えるので、家族で分け合ったり、複数の端末を利用する場合に便利です。
「OCNモバイルONE」では、「アマゾン Music」「ANiUTa」「dヒッツ」「Google Play Music」「LINE MUSIC」「RecMusic」「Spotify」「ひかりTVミュージック」といった対象の音楽ストリーミングサービスが通信量を消費せずに利用できます。
別に申し込みが必要ですが、追加の利用料はかかりません(各配信会社の利用料は要ります)。
「OCNモバイルONE」では、外出先で全国に約87,000か所あるWi-Fiスポットが無料で利用できます。
「OCNモバイルONE」の詳細はこちらで
【参考】「OCNモバイルONE」を乗り換えてみた感想
僕が機種変更のため「OCNモバイルONE」に乗り換えてから1年過ぎましたが、今のところ、料金面や品質面で大きな不満はありません。
料金は、「OCNモバイルONE」に乗り換えることによって、3分の1近く下がりました。
※「au ピタッとプラン」(2GB月額3,980円)⇒「OCNモバイルONE」(3GB月額1,480円+通話料)
格安スマホは、大手会社の回線を間借りしているため、速度や品質が劣ると言われたりしてますが、実感はありません。フツーに使えています。
昼休み(12時~13時)、夜間(19時~21時)の混雑時間帯は、「OCNモバイルONE」も例外ではなく、速度は低下気味です。が、それほどストレスはないです。人が多い繁華街でちょっと遅いかな程度。スムーズな動画視聴は厳しいですが、周りの人間が使っている大手会社のスマホと比べても、感覚的に遜色はないです。
電話も、もちろんちゃんと途切れたりせず繋がりますし、音質も普通です。
ただ、気になっているのはサポート面です。
「OCNモバイルONE」もそうですが、ほとんどの格安スマホ会社は、街中に販売店や営業所がありません。このため聞きたいことがあれば、電話やメールで問い合わせするしかありません。
今すぐ答えが欲しい時や、文章では説明しにくい時は、電話して訊くのが手っ取り早いですが、「OCNモバイルONE」のNTTコミュニケーションズは、いつも混んでいて、つながりにくいです。特に技術的な窓口は厳しいです。
この状況は「OCNモバイルONE」に限らず、どこの電話会社も同じですが、「OCNモバイルONE」の場合は、受付時間が10時~17時と短いせいもあってか、余計に集中してつながらない感じです。
それにこの営業時間では、日中働いている人は、なかなか電話できませんし。営業関係の窓口にいたっては、日祝休みと、これまで不便です。
僕は乗り換えの電話番号切り替えタイミングのことで(後述)急ぎの質問があって、技術サポートに2回電話しました。何度も掛けなおして、やっ繋がりましたが、受付係が出て、担当者から改めて折り返すという対応でした。
この折り返しまで、半日~1日の時間がかかりました(この旨は受付係から案内があります)。疑問は解決しましたが、時間がかかりました。
何かあったときに、聞きたいときにすぐに聞けない、時間に余裕がなければ問い合わせできない、ワンストップでの解決は期待できないのは、やはり不便。「OCNモバイルONE」に感じている唯一の不満というか心配な点です。もっとも、普通に使えていたら問い合わせすること自体ないですが。
問い合わせは、電話のほかにメールでもできます。
営業的な用件は、公式サイトで「チャット(文字による会話)」でもできます。電話よりもつながりやすいですが、対応は営業時間中に限られます。日祝は休み。
あと、公式サイトの「よくある質問」が、けっこう詳しいので、これを読むとだいたいのことは解決できます。
つまるところ、「OCNモバイルONE」は電話で問い合わせするのが不便ということです。
「OCNモバイルONE」でスマホ購入&乗り換えした実際の流れ
次に、スマホの機種変更(買い替え)をして、「OCNモバイルONE」へ乗り換えるまでの流れを、僕の体験で補いながら説明していきます。
その前に、あなたが初めて大手の電話会社(NTTドコモ、au、ソフトバンク)から、「OCNモバイルONE」など格安スマホ会社に変更する場合は、次の点も確認しておいてください。
- NTTドコモ、au、ソフトバンクそれぞれのメールアドレスは使えなくなります。このため、別のアドレスを自分で用意する必要があります。グーグルのGmailやYahoo!メールが無料で、自分のスマホ以外でも使えるので便利です。
- LINE(ライン)を使う際、ID検索で友達追加ができません。ふるふるやQRコードでは問題なく追加できます。
【1】現在の契約内容を再確認。
まず、前準備として、今利用している携帯電話会社の契約内容を確認してください。
特に契約期間の「縛り」や最低利用期間の規定があると、あなたの都合で解約や乗り換えができません。もし強行すると違約金が発生します。

乗り換えは、できるかぎり違約金がかからない契約更新のタイミングで。そのためには普段から更新時期を確認しておいた方が良いです
【2】「OCNモバイルONE」で機種や値段をチェック。
今の契約で、乗り換えのタイミングに問題なければ、「OCNモバイルONE」の公式サイトで、キャンペーンの情報や販売中のスマホをチェックして、目星をつけておきます。
必要な費用は、本体代金(+消費税)とSIMカード(電話番号などを登録したもの)発行手数料(394円)です。

すぐに乗り換えしなくても(できなくても)、普段からチェックしておくといいです。先述の通り、キャンペーン期間中が激安で狙い目です。
【3】今の電話会社で「MNP予約番号」を取得。

ここから、いよいよ乗り換えの手続きの始まりです。乗り換えは「勢い」で。気が乗っているうちにやっちゃいましょう。
手続きの第一歩は、「MNP予約番号」というものを、今契約している携帯電話会社で発行してもらうことです。
「MNP」とは、今使っている電話番号を新しい契約先の電話会社へ移せる制度です(Mobile Number Portability)。これによって、今の電話番号のまま電話会社を変えられます。
この手続きに必要なのが「MNP予約番号」という10桁の番号です。
発行の申し込みは、営業所や電話窓口、公式サイトでできます(各社で確認してください)。
「MNP予約番号」を申し込みいうことは、「他社への乗り換える=近々解約する(かも)」という意思表示になりますが、特に引き留めや嫌がらせ?などもなく、事務的に発行されます。なので、気をつかう必要は全くありません。
また、「MNP予約番号」を取ったからといって、必ず解約しないといけないこともありません。取得したけど、やっぱり続けるとしたときは、そのままほったらかしでOK。厳格なものではないです。
「MNP予約番号」には(発行日を含めて)15日間という有効期間があります。順調に手続きが進め、この有効期限までに新しいスマホをゲットして、新会社への乗り換えが完了します。
その有効期限の前後、仕事が忙しいとか旅行に出ているとかで都合が悪ければ、「MNP予約番号」を取得するタイミングで、番号取得の日程を調整してください。
また、「MNP予約番号」の発行そのものに費用はかかりません。
「MNP予約番号」を使って乗り換えが完了したときに、携帯電話会社によって2,000円~3,000円の転出料(手数料)がかかります(今の電話会社から請求)。
ちなみに、「MNP予約番号」は、何回でも取得できます。取得したけど、有効期限が切れてしまったり、残り少なくなった場合などは取り直してください。費用はかかりません。

電話会社を乗り換えるにあたって、今の電話番号を使わないとか、変わってもいいというときは、「MNP」の手続きは必要ありません。
【4】「OCNモバイルONE」へ申し込み&スマホを購入。
「MNP予約番号」が取れたら、早めに「OCNモバイルONE」の公式サイトにアクセスして、「スマホセット」(スマホとSIMをセットで購入)から手続きを始めます(手続きはインターネットで完結します)。
手続きにあたって、以下の3点を用意してください。
- 本人確認書類(運転免許証、健康保険証、個人番号カードなど)の画像(スマホで撮影したものでOK)
- クレジットカード(本人名義のもの)
- MNP予約番号(申し込み時点で有効期間が12日間以上残っているもの)
「OCNモバイルONE」の申し込みと同時に、新しいスマホも購入するのですが、実際の取り扱いは系列の「goo Simseller(NTTレゾナント)」という販売店になります。スマホ本体の代金はこちらから請求されます。
それ以外の登録料や毎月の利用料、通話料など通信サービス(SIM)にかかわる費用は、「NTTコミュニケーション」からの請求になります。
このため、申し込みの際は各社それぞれの画面でクレジットカードの情報を含めた個人情報を入力することになります(知らなければ、ちょっと戸惑います)。入力そのものは簡単です。
※スマホの代金はクレジットカードの一括払いが基本ですが、機種によっては月賦にして毎月の利用料と合わせて支払うこともできます。
※乗り換えた初月の基本利用料は無料です。なので、できれば月の初めに乗り換えすると得です(電話の通話料はかかります)。
「OCNモバイルONE」の申し込みが完了すると、ほどなく「goo Simseller」、「NTTコミュニケーション(OCN)」それぞれから確認メールが届きます。
あわせて「OCN会員登録証」という書類が送られてきます。
「OCN会員登録証」の受け取り方法は、申し込み手続きの際に郵送か、電子交付を選択します。電子交付の場合は、すぐにインターネット画面に表示されますのでダウンロードして、保管してください。
この会員登録証のなかの「お客さま番号」は電話問い合わせしたり、付加サービスに申し込みしたり、懸賞に応募したりする際に必要になります。
この時点で発生する費用
- スマホの購入代金
- 「OCNモバイルONE」登録料(3,000円)
- SIMカード手数料(394円)
【5】スマホとSIMカードが到着。
「OCNモバイルONE」の申し込み完了後、約1週間で新しいスマホが「goo Simseller(NTTレゾナント)から登録した自宅へ宅配便(佐川急便)で届きます。
事前に発送の通知メールがあります。
僕の場合は申し込みしてから6日後に千葉県流山市からの発送でした。「MNP予約番号」の有効期限の関係で、早めに受け取る必要があります
届いた荷物の中には、新しいスマホとその説明書、保証書、そして「SIMカード」と「OCNモバイルONEの設定等に関するご案内」が入っています。
【6】SIMカードを新しいスマホに挿入。
最初の作業は、新しいスマホに「SIMカード」を挿入することです。
「OCNモバイルONE」のSIMカードは全サイズ対応(マルチカット)のタイプで、スマホの機種に合ったものを切り抜いて、それをスマホの所定の場所に差し込みます。
スマホの説明書で、SIMカードのサイズと挿入する場所を確認してください。
SIMカードのサイズを間違って切り抜いてしまったり、破損させてしまったり、失くしてしまったりすると、再発行してもらうために、さらに手数料や時間がかかります。
ここは落ち着いて、慎重に。

このSIMカードの切り抜きと挿入は、手先が”超”不器用な僕にとって試練でした。nanoサイズだったので、えらく緊張しました。鼻息で飛んでしまうほど極小なので、広い机の上で作業した方がいいです。
【7】「MNP」の開通手続きを実行。
スマホにSIMカードを挿入できたら、「MNP」の開通手続き、つまり元の電話会社から「OCNモバイルONE」へ電話番号を移行させる手続きをします。
手続きは原則、「MNP予約番号」の有効期限の3日前までにやります。
これが完了すると、電話は「OCNモバイルONE」を通して発信・着信するようになります(新しいスマホで)。同時に元の携帯電話会社との契約は自動的に解除されます。
この「MNP」の開通手続きも簡単です。専用のサイトにログインして、1つ2つクリックするだけ。
9:00~20:59の間に開通手続きを完了させると、ほとんどすぐに新しいスマホの方へ切り替わります(新しいスマホのアンテナが立ちます)。

僕の場合は、すぐに切り替わらずに戸惑いました。こんなときは、新しいスマホを再起動すると、正常に切り替わります。
これ以外の時間帯の場合は、翌朝の9:00頃に切り替わります。いずれの場合も、電話が使えなくなる時間は基本的にありません。新旧どちらかのスマホでつながります。
なお、この「MNP」の開通手続きを「MNP予約番号」の有効期限3日前までにできなくても大丈夫です。その前日までに「OCNモバイルONE」の方で強制的にやってくれます。
ただ、この時は、切り替わるタイミングが分かりません。新旧両方のスマホを携帯しておくと、ある時から新しい方に電話がかかってくるようになります。

自分のタイミングで切り替えたいときは、「MNP予約番号」の有効期限3日前までに開通手続きを行ってください。ちなみに、僕は2日前の午前中に行いましたが、自分のタイミングでできました。多少余裕はあるようです。
この時点で発生する費用
- MNP転出料(これまでの携帯電話会社へ、3,000円程度)
※「MNP」の開通手続きが完了すると、これまでのスマホで電話は使えなくなります。挿入しているSIMカードを抜いて、元の携帯電話会社に返却(返送)します。
【8】インターネット接続を設定。
以上で、新しいスマホの電話がつながりました。最後はインターネットの設定です。通信を伴いますので、Wi-Fiのある環境でやった方がスムーズです(無くても大丈夫)。
その設定も難しくありません。スマホに同封されている案内書に書いてある「OCNモバイルONE」用のインターネットとの接続地点「APN(Access Point Name、アクセスポイント)」の情報を入力するだけで基本的に完了します。

「OCNモバイルONE」でスマホを買うと、それ用のアプリがあらかじめ入っていますので、思いのほか簡単に済みました。
スマホの機種変更(買い替え)するにあたって、これまで使っていたアプリやそのデータの引っ越しについても気になる点です。
僕の場合は、新しく買ったスマホ(android)にデータ移行ツールが搭載されていてました。
それを使うと、新しいスマホが古いスマホ(android)とBluetooth(無線)で接続して、あれよあれよという間に移行が終わりました。
このほか、データ移行のやり方については、インターネットで検索するといろんな方法が紹介されていますので参考になります。

電話帳の移行は、機種によって手作業でやらないといけないかもしれません。件数が多いと大変ですが、整理する良い機会にはなります。
まとめ
ここでは、できるだけ安くスマホの機種変更(買い替え)をする方法として、「OCNモバイルONE」のスマホセットへの乗り換えを紹介しました。
最後に、乗り換えにかかる費用を再度まとめておきます。
スマホ本体の代金のほかに、7,000円ほど別にかかかることになります。
項目【支払先】 | 金額 |
MNP転出料(番号移行の手数料) 【今の電話会社】 |
2000円~3000円 (電話会社によって異なります) |
新しいスマホ代金 【NTTレゾナント】 |
購入した機種の金額 |
登録料 【NTTコミュニケーションズ】 |
3,000円(税込3,300円) |
SIMカード手配料 【NTTコミュニケーションズ】 |
394円(税込433.4円) |
月額基本利用料(初月無料) 【NTTコミュニケーションズ】 |
選択したプランの金額 |
今回、僕の場合はスマホ本体が1,500円だったので、全部で1万円もかからずスマホの機種変更ができました。乗り換えなしなら、3万円近くかかる感じだったので、安くつきました。
毎月の費用も、3GBプランで1,480円。電話はそんなにかけないので、毎月の請求は通話料を入れて3,000円も行きません。
以上、スマホを安く機種変更する方法として、参考にしてください。

スマホの機種変更(買い替え)でなくても、初めてのスマホや2台目の購入にもおすすめです。
「OCNモバイルONE」の詳細やキャンペーン情報、申し込みは、公式サイトで。
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